20180430

CapoCaccia2018 七日目

今日は何もない日!
日曜なので各々研究以外の予定立てて各々取り組んで、との事だったのでほとんどホテルの部屋で過ごしていました。
出たのは食事時くらい。

今週末締切の学会抄録を書いて、ひたすら読書して、少しプログラムを書く。
何とまったりした日を過ごせたことでしょう!

20180429

CapoCaccia2018 六日目

やっと半分終わった!

今日のメインはデモ。
各ワークグループが前半の進捗を紹介したり、持ち寄ったシステムを紹介するという会でした。
自分たちのワークグループ(他に参加者もいないし、デモの時間にはボスも帰路についていたので”自分の”ワークグループというほうが正しい)は、昨日アドバイスを受けて突貫で作ったプログラムを主軸に説明しました。
この取り組みのゴールは?と訊かれると、今回のワークグループではプログラムの機能の拡充で、研究室では本システムを用いて、別の実験系へのプレリミナリーなデータ取得という具合に説明。
このシステムの妥当性は?と訊かれると、実はラボ内でも未だに議論中なんだけど、様々な要素は先行研究に基づいて決めているので正しいと信じてるよ、みたいな説明。
最後には、自分は今aloneでfreeだから是非参加してね、みたいに声掛けを行いました。
ある程度の背景知識は持っていたものの、このワークショップに参加するにあたって装置の使い方・プログラムの勉強を行い、1日で出来た展開を基に話をしたにも関わらず、我ながらよく説明出来たなという印象です。
本当、この分野にもっと興味・関係がある人が参加すれば、より良い経験になったんでしょうね。

20180428

CapoCaccia2018 五日目

今日の座学は意思決定。
感覚器の話と比べて抽象的な部分が増える印象で、大変理解が困難でした。

午後からワークグループ。
相変わらずゴールは見えてなかったのですが、同様のシステムを使っている研究者からのアドバイスで方向付けが決まりました。
で、ワークグループのメンバーでやるのかと思いきや、自分が手を動かすことに。
あれ?わざわざ遠いところに持ってきて自分でやるの?
自分のメインの研究とは違うから全く気乗りしないのですが、恐らくこの場にいる人たちは、自身の研究の新しい方針・打開策を探しに来ているんでしょうね。
そういう人たちには良い機会でしょうね。
ではボスに一番参加して欲しいところですが、明日帰るそうです…あと半分どうしたものか…

20180427

CapoCaccia2018 四日目

今日は少し変則的で、先にワークグループの時間が設けられていました。
まあ自分はその間、大学のお仕事を部屋で片づけていました。

午後から座学。
各種感覚系に関するレクチャーが行われました。ある程度は既に知っている内容でしたが。
その後に続くレクチャーは意思決定メカニズム(ぽく聞こえたけどどうやら違う内容)の話。
あくまで神経系での情報の符号化・復号化の話らしいです。

自分のところのワークグループは食事前の1時間に入れていたのですが、ハッピーアワーやらソーシャルアワー(まあつまり遊び時間)の後で、且つ他グループと時間帯がかぶっていたので人はほとんど来ず。
わずかに来た人と少し話してから翌日に持ち越しとなりました。
というか本ワークグループでのゴールをボスが明示していない(持っていない)ので、どうも興味を持たれづらいと思うんですけどね…

20180426

CapoCaccia2018 三日目

今日の座学は神経系の発達、意思決定など。
活発な議論になかなか付いていけない…
その後自分のところのワークグループを行いました。
といってもボスにほとんどの説明をお願いしたので、自分は機器の操作程度。
つつがなく終わったのちに「装置のスペック等の説明が無かったですね」とか話したら、「じゃあそこは君に明日お願いするわ、分からんから」とパスされてしまいました…
くそう!しくじった!

ワークグループ後はボスの誘いに乗ってサイクリング。イタリアサイズの馬鹿でかいマウンテンバイク。
慣れない交通事情のところで、慣れない自転車に乗ったものだから、終始不安でした。
ホテル周りはひたすら自然でしたね。
(但し町のほうは車通りが多くて避けましたが。)
お土産は望めなさそうでした…

20180425

CapoCaccia2018 二日目

二日目も座学から始まりました。
トランジスタetcを用いた神経細胞の活動電位を模倣する回路など。
ただ、非英語圏のヨーロッパ人による発表で発音が聞き取りづらく、癖の強い字だったので、すごく理解しづらかったです...

午後からは各ワークグループに分かれての作業に本格的に入りだしたのですが、自分のところは翌日からということにしたので、ボスとちょっと打ち合わせたり手直しすることに。
とか作業してると興味持った参加者が来たので説明する機会もちょろっとありました。

空いた時間はベランダで風に当たりつつ鳥のさえずりを聞きつつ本を読むという、たいへん優雅な時間を過ごしておりました。
残りの日程でもこういう時間が取れれば良いのですが...

20180424

CapoCaccia2018 初日

ついに長くなるであろう2週間が始まりました。
昨晩遅くに着いたので周囲の環境を把握していませんでしたが、海に面した大変素晴らしい立地となっておりました。

初日はこの会の構成説明だったり、基本知識(と思われるもの)の説明だったりが行われました。
神経系の発生・結合、トランジスタを使った回路による神経活動の模倣、アプリケーション、機械学習。
今のところ勉強になるという感想です。
「スライドを使った発表は禁止」となっているためか、発表者は大判の紙に描きこんだり、ノートアプリをプロジェクタで映しながら描いたりという手法を取っていました。
恐らくインタラクティブな進行を狙ってなのでしょう。

デモンストレーションetcは、これらの座学と並行して行われるようで、持って行った機器等を微調整しつつ、専用の部屋にセットアップしていきます。
興味を持たれなければ、ブースでポツンと悲しいことになるわけですが、これからの2週間はどうなることやら。
途中に途中成果物の発表会が行われるようなのですが、どういう形式なのかイマイチ不透明。
技術提供をする側ではなく、それを利用した側の発表になると期待して楽に構えています。
ただ、今回自分が持ってきたのと類似の技術(この分野では広まっている様子)のラボから「来週に別の場所でセミナーを開くから参加しない?」と誘われました。
「イイね」と返事してしまいましたが、こちらはスライド準備が必要だったりする?
詳細を訊けてないので不安です。
よくよく考えたらアウェーに乗り込むので、ボロクソに叩かれるかも?

20180423

CapoCaccia2018 前日

今日は移動日!
関空 -> インチョン -> ローマ -> アルゲロと飛行機を乗り継ぎ、やっとこさホテルに到着しました。
道中はずっと英語圏では無かったので不安でしたが、英語の看板や一部英語で応対してくれたのでなんとかなりました。
そうじゃない場合は焦りましたが...

今はとりあえず眠い&だるいので、明日のためにもさっさと休んでしまうことにします。

20180421

CapoCaccia2018 前々日

イタリアで過ごす黄金週間!
とは言っても観光ではなく研究絡みの出張。
しかも自分の研究テーマとは異なる内容のワークショップに参加...!

サルディニア島のホテルで4/23-5/5に開催されるCapoCaccia2018という神経模倣(神経系の動態をソフトウェア/ハードウェアで真似しよう、という研究分野)の会です。
自分が今いる研究室のボスが「研究室のある特殊な装置をデモしたい、でも操作法が分からない、だから参加してくれ」とのことで行くことになってしまいました。

こっちだって操作法知らねぇよ!使ったことねぇから!だから覚える必要があるんだよ!ならボスも同じ条件じゃねぇかよ!
とまあ鬱憤が溜まっております。
なので最近キャンパス内の体育館に出向き、サンドバッグを利用することが増えました。

その装置は特殊も特殊で、OB方作成の独自のハードウェアと独自のソフトウェアで成り立っておりました。
単に装置を動作させるだけであれば既存の環境をそのままコピーすれば良いのですが、今回の会は各参加者が各技術を持ち寄り、合わせて何らかの成果物を生み出すことを目的としているようだったので、独自規格というのは仲間外れになってしまう可能性が高いわけです。
そこで、デモする上で内部の理解も必要だろう、せめて独自ハードウェアの内部はそのままでいいから、そこからのデータを取得するソフトウェアは分かり良いものにしようと考え、C++で書かれていたプログラムをPythonで書き直すという作業を年度末から取り組んでいました。
結果として、元のプログラムからハードウェアとの通信部をメインに抜き出して、Python化することには成功しました。
これで、他の人もデータを取りやすく(ハードウェアを使いやすく)なりました。

この間自分のメインの作業は滞りまくったのですが、C++の勉強にも繋がったので良しとします!
これから2週間ばかし自分の作業が滞るのですが、のんびり羽伸ばしてサルディニア島を満喫できると思うから良しとします!(自腹切ってやったので文句は言わせない)
もしかすると、研究テーマ自体は自分のメインの興味ではなくとも、他所の研究室の技術自体は今後の参考になる可能性もあり、スキルアップに繋がるかもなので良しとします!


さてそれにあたって、日曜朝に関空発なのですが、自宅から当日朝に出ると間に合わ無さそうなので関空近くの泉佐野にて前泊しております。
ちょっとぶらついてみたのですが、もしかしてちょっと寂れてる?
小さくて安いたこ焼き屋があったり、(恐らく)賞味期限が危ういもの限定の安い自販機(本日4/21に買ったのに賞味期限が4/20で50円の500mlペットボトル飲料とか)があったりと、何というか大阪感には溢れております。

2週間ばかり自宅を空けるので、植物の自動水やりシステムを準備してきました。
室外は蛇口にタイマーを取り付け、ホースを伸ばしてスプリンクラー(画像中央)から水が出るようにしました。
室内は水タンク(画像左下)内にポンプ(タイマー仕掛け)を設置し、各段上部に這わせたエボナイト管から水が出るようにしました。
穴を開けただけだと水が出すぎたので、YouTubeの動画を参考に。
ただ、それでもポンプの水圧が強すぎて、水が勢い良く飛び散ったので、開閉弁(画像左上)を設けて余分な水をポンプ内に戻すようにしています。
まあそれでもまだ最下段のプランターから水が床にこぼれていってしまうので、下に給水タオルを敷いて扇風機で乾かす、という方式を突貫で構築しました。
室内なので光合成しづらかろうと考え、赤・青LED(タイマー仕掛け)も設置しています。

こんな室内園芸スペースの構想自体は、留学中に見つけたDIY関連の動画から得ています。
水やりのシステムは違いますし、そもそもデザインがイカしていませんが...
とりあえず現段階では、2週間後の帰宅時に床がびしょ濡れになっていないだろうかと心配になっています。

NC研究会2018@機械振興会館 最終日

今更ですが3/14に東京機械振興会館で行われたNC研究会のこと。
とは言っても発表内容に関わることは割愛。
席に着くなり運営側から採点表のようなものを渡され、学生会員の発表にスコア付け(年間での最優秀学生選出に繋がる)をお願いされました。
自分がそんなの付けて良いの?という気持ちになりましたが、つまりこれはそういう立場になってしまったということなんでしょうかね。

会自体は夕方前くらいに終わり、後は夜行バスの時間まで暇することになってしまいました。
新宿駅周りには自分好みの店が少ない...
往路の夜行バスはカーテンで仕切る3列シートのものを利用し、復路はコクーンという2列シートのものを利用しましたが、3列のほうが使いやすかったですね。
コクーンのプラスチックの仕切りは「自分の空間」感が出て良かったのですが、身動き取りづらくてイマイチ...

そんなこんなで東京出張を終えました。