20131012

Raspberry Pi始めました。

ラズベリーパイと読む、ちっちゃなPCです。
本体5000円程度、ケース・モニタ・キーボード・マウス・USBハブと一通り揃えても2万円を下回るぐらいの安さ。
コイツを使って実験システムを作ろうとしたわけですが、どうにも不安定という話です。
結局、給電用のUSBケーブルが問題だったっぽいです。

さてさて、その不安定さはご覧の通り。
起動途中で落ちる、というのが繰り返されます。
ですが、USBハブから本体へ給電する(ココココ)という手法であれば安定したり、でもsudo apt-get updateでLANの接続・切断が繰り返されたりと、どうにもストレスフル。

ググってみると「コンデンサの増設で直った」という話(ココココココ)を見つけたので、研究室にあった適当なコンデンサ(100uF)をくっつけてみたところ(最初の画像参照、計3つ付いてます)、まあマシになったかなというレベル。
依然としてLAN接続は不安定だったのですが、「どうせ実験で使いたい部屋にはLAN来てないし」と諦めました…
が、やっぱり諦めきれずググって見つけたサイト(ココ)によると、「給電用ケーブルのクオリティの問題かもよ」とのこと。

元々使っていたのではこのケーブル。
eBayで買った安価なモバイルバッテリの付属品だったはず。

それをこのKindleの付属品に替えてみたところ、効果てきめん。
延々悩んでACアダプタも疑って、自作してみたり2.1A出力の物を買ってみたりしても変わらなかったのに!

バッテリ付属の物が単に粗悪品だったみたいですが、例えば100円ショップで売ってるようなヤツはどうなんだろうなと、気になったので調べてみることに。

USB充電ケーブルKM-01
丸七株式会社
Made in China

スマートフォンUSB充電リールケーブルKM-05
同じく丸七株式会社
Made in China

スマートフォン用USB充電転送ケーブルショートタイプCDMC02
片山利器株式会社
Made in China

スマートフォン用PC接続データ転送・充電ケーブルCW-117MC
コアウェーブ株式会社
Made in China

最初の2つもあわせての結果はこちら。
USBハブ: ELECOM U2H-EG4SBK
モニタ: LG 22EN43V-B(HDMI接続)
キーボード: iBUFFALO BSKBU04BKF(USBハブに接続)
マウス: ELECOM M-BL17UBBK(USBハブに接続)
USB ACアダプタ: 手作り(最後の画像参照)
LAN: 有線接続
という環境。
左がUSB ACアダプタによる給電、右がUSBハブによる給電です。
CDMC02が優秀ですね。
ダントツで短く抵抗が低いからか?

因みに手作りアダプタはこんな感じ。
秋月電子通商で昔買ったACアダプタ(5V1A出力)とダイソーで買ったUSB延長ケーブルによるニコイチです。